Object Pascal 活用メモ

Lazarus, CodeTyphon を利用した、Object Pascal 活用メモ

Lazarus とは、

Lazarus (正式呼称:ラザロ)。なのだが、私はなぜか、「ラザラス」と呼んでいる。たぶん国内の人は同じだろうと、勝手に思っている。国民性なのか、「ラザロ」よりは「ラザラス」のほうが良いと思っている。キリスト教圏外ということも影響しているのかな。

以下に Lazarus についての記述を, Wikipedia よりの引用でご紹介します。

 

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Lazarus は、クロスプラットフォームビジュアルプログラミング統合開発環境である。オープンソースPascalコンパイラであるFree Pascal向けに開発された。これはPascal及びObject Pascalプログラマのために、RADの一つであるDelphiに良く似たフリーの開発環境を作ろうとするものである。

Free Pascalオープンソースコンパイラで、 Linux、Win32、OS/2macOSBSD、68Kといった幅広い環境に対応している。Free Pascalは、Pascalコンパイラであるが、Object指向の拡張がなされたDelphiの文法に従って書かれたソースもコンパイルすることができるように開発された。「一度プログラムを書けば、どこでも走る」というのは Java のキャッチフレーズであるが、Lazarusは「一度プログラムを書けば、どこでもコンパイルできる」を合言葉に、Free Pascalをベースとしたクロスラットフォームのコンパイラとライブラリの統合を目指している。Free Pascal上記のような多くのプラットフォーム向けのコード生成が可能なので、Lazarusは、その特徴をいかした、GUIライブラリ (LCL) と、統合開発環境を提供している。Lazarusでは、コンポーネント等を用いるアプリケーションであれば、たとえGUIアプリケーションでも、プラットフォーム別にプログラムを書き換えなくてもいいように設計されている。

PascalのRAD-GUIアプリケーション開発言語としては、Windowsでは、ボーランドDelphiが歴史が古く、安定しており、サンプルや資料も多い。だが、DelphiWindows(最新版はmacOSを含む)でしか動作しない。Free PascalとLazarusを用いると、日本語部分の処理を除けば、多少の修正でLinuxmacOSなどでDelphiで書かれたプログラムをコンパイルすることができる。

特に最近の流れとして、海外では、DelphiPascalで書かれた優れた多くのコンポーネントが、LazarusやFree Pascal向けに移植され、同じソースからコンパイルできるようになっている。